岡野 瞬 : 田中 圭(たなか けい)
1984年、東京都生まれ。2000年に俳優デビュー。03年のテレビドラマ「ウォーターボーイズ」の安田孝役で注目を集め、その後「世界の中心で、愛をさけぶ」、「優しい時間」、「汚れた舌」、「スローダンス」、「白夜行」、「タイヨウのうた」、「僕の歩く道」、「冗談じゃない!」「牛に願いを」など話題のドラマに数多く出演。映画出演作は「恋文日和」、「シムソンズ」、「東京大学物語」(主演)、「バックダンサーズ!」、「包帯クラブ」など。また2007年冬には初舞台「死ぬまでの短い時間」に出演。自然な存在感と繊細な演技に定評があり、今後のブレイクが最も期待される若手俳優のひとりである。 |
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矢崎由里子 : 冨樫 真(とがし まこと)
1973年、宮城県生まれ。98年、蜷川幸雄演出「十二夜」で主演ヴァイオラ役に抜擢され注目を浴びる。また同年公開の映画「犬、走る」のヒロイン桃花役で高崎映画祭新人女優賞を受賞。以降も舞台と映画の双方で活躍。舞台では野田秀樹、木村光一、佐藤信らの演出作品に多数参加。主な出演作に「ローリングストーン」、「ゴドーを待ちながら」、「子供騙し」、「リア王の悲劇」、「カラフト伯父さん」など。映画では「閉じる日」(主演)、「マブイの旅」(ヒロイン)などで妖艶な魅力を発揮している。 |
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矢崎香澄 : 渡辺美佐子(わたなべ みさこ)
東京都生まれ。俳優座養成所を経て、54年劇団新人会に入団。「果しなき欲望」(ブルーリボン助演女優賞)など多くの日活作品に出演。舞台では「マリアの首」(新劇演技賞)、「アンドロマック」、「小林一茶」「オッペケペ」(紀伊国屋演劇賞)などに出演。82年、一人芝居「化粧」を初演、芸術選奨文部大臣賞を受賞。86年にはパリ公演を行い、以後ライフワークとして、その数は560回を超える。97年に紫綬褒章、2004年には旭日小綬章を受章。近年は井上ひさし、斎藤憐、永井愛らの舞台作品に数多く出演。最近の映画出演作は「アカシアの道」、「いつか読書する日」、「東京タワー」など。なお、本作が記念すべき百本目の映画作品となる。 |
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